日本古来の美学を大切に受け継ぐ、和の儀式。日本人ならではの婚礼の義を、一層格調高く実現いたします。
神聖さに満ちた神殿では、古式ゆかしく雅やかな神前式を。
日本人らしく清楚な美しさが際立つ白無垢やトレンドを取り入れた色打掛など、花嫁衣裳はお好みに合わせて。
文献によると大同年(806 年)に志磨神社の記述がはじめて現れる。他の文献には今から千六百年前にさかのぼり 皇室(仁徳天皇の時代)とのご関係が深かったとされている。ご祭神は 中津島姫命(ナカツシマヒメノミコト)で女神様(女性の神様)である。中津島姫は天照大神(アマテラスオオミノカミ)と素裟鳴尊(スサノオノミコト)の間に生まれた三神の女神の中のひとりである。志摩神社は千数百年続く歴史のある由緒正しい神社である。
これまで別々に歩んできたふたりの男女が出会い いま結婚式をあげ これから家庭を築いてゆく…そんなストーリーを表現した悠紀殿前の回廊は、作家三橋玄(みつはし げん)により制作されました。
この回廊に美しくあしらわれた竹は この国に広く育成し 縄文の時代から生活・文化の広い用途に使われてきた 日本人にとって非常に身近な自然素材です。木でもなく 草でもない不思議な特性とその成長ぶりからか 古くから竹は 神秘的な力を持つ植物として扱われてきました。日本最古の物語である「竹取物語」や「七夕」の伝承では天と地(または人)をつなぐものとして登場し 「地鎮祭」などの祭祀でも霊力を持つ植物としての役目を担ってい ます。「松竹梅」や「門松」など縁起の良いものとしても身近に用いられています。
強い生命力と神秘性 そして日本人にとっての特別な意味を持つ竹は 神前式の式場を飾るのにふさわしいものと言えるでしょう。